インジェクターの温度依存性について。

特にPFI(ポート噴射)インジェクターにおいて、一部のものでは温度により燃料噴射量が変化する場合があります。

現象としては、インジェクター本体が温まることにより、噴射量が少なくなる場合がほとんどで、これは加熱によりソレノイドの吸引力が低下し、無効噴射時間が増加するためと考えらえています。

よって、始動後に燃料噴射量をストイキ付近に調整(インジェクター通電時間が1300~1500us程度)した後の暖機中、暫くしてエンジンが自然にストールする場合は、インジェクターが噴射できない状態になっている可能性があります。

この場合、通常より通電時間を長くしておく(多めに噴射しておく)ことで、予期せぬエンジン停止をを回避できる可能性がありますのでお試しください。

ただし、あまり噴射量が多いと、ススなどによりプラグで火花が発生できなくなる可能性もありますのでご注意ください。

また、噴射量を増やそうと燃料圧力を上げると、逆に燃料圧力によりインジェクター内部の弁が押さえつけられてしまい、開弁できない(噴射できない)状態になることがあるため、基本的に燃料圧力は変更不要です。

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