バイクエンジンの始動・駆動について。

E-Carbはバイクエンジンでもご利用いただけますが、自動車用エンジンと同じく、クランク回転を検出するために赤外線センサーを設置する必要があります。

ただし、これに標準センサーではなく、実機のピックアップコイルをご使用いただくことも可能です。

この場合、規定のクランク位置で信号を出力するように、パルスホイール側に加工が必要となる場合がありますので、詳細はご連絡下さい。

映像と音声のズレについて。

撮影後の動画において、音声と映像に0.2sec程度のズレが発生することがあります。

これは、PCのスペック、特にCPUもしくはGPUの性能に依存しますので、ズレが問題となった場合は、フレームレートを下げるか、PCのスペックアップをご検討ください。

TESTモードの利用について。

TESTモードは、インジェクターの動作を確認するためのモードであるため、IRセンサーの出力は無視されます。

また、ベースデータセットに応じた気筒数の全てのインジェクターを、ソフトで指定したインジェクター通電時間で各200回噴射するため、エンジン上で実施すると気筒内が燃料で満たされてしまう可能性がありますので、必ずエンジンから取り外したデリバリーパイプおよびインジェクターで実施して下さい。

なお、ディーゼルの場合は、TESTモードで高圧ポンプの制御も実施するため、モーター等で駆動された高圧ポンプを使用し、SCV端子を接続して制御することで、インジェクターの噴射が可能となります。

Flywheel係数の設定について。

フライホイール係数は、フライホイール無しでドライブプレートのみ等で始動する場合、実機のフライホイールもしくはトルコンによる慣性を100として、原状の慣性に相当する値をパーセントで設定するものです。

よって、あまり小さい値を設定すると、点火時期の演算が正しくおこなわれず、始動性の悪化やバックファイヤ等の原因となる可能性がありますので、100~80の間で設定してください。

ただし、ディーゼルの場合は点火が存在しないため、初爆が観察されても吹き上がりが無い(STARTモードが完了しない)場合、~20までの小さな値を使用して問題ありません。

セルモーターへの給電接続方法について。

スターター(セルモーター)の接続を、ブースターケーブルを使用して簡易的におこなう場合、接触抵抗が大きいためクランキング中にノイズが発生し、始動ができない場合があります。

これは、セルやボディとケーブルの接触が点接触のため、電気の通り道がそこで絞られ、極端に小さくなってしまうことによります。

よって、エンジン本体・バッテリーマイナス・E-Carbグランド(BODY端子)が確実につながっていても、この問題が発生する可能性があります。

これを回避するためには、セルモーターへの接続は、車両と同様に丸端子などでしっかりおこなってください。

また、グランド側の接続についても同様に、エンジンボディと端子の接触面積がなるべく大きくなるように、丸端子などを使用してください。