故障かな?と思ったら:勝手にランプが消える・リセットがかかる場合。

E-Carbが待機状態のとき、クランク信号の入力やボタン操作が無いのに、インジケーターランプが消えたりリセット(数回赤点滅)する場合は、ノイズの影響が考えられます。

ほとんどの場合、グランドをしっかりとることで解消されるので、ハーネスのBODY端子の接続場所の見直しや、本体裏面のアースポイントからバッテリーマイナス(エンジンボディグランド)へアースするなど、まずはグランドの安定化をお試しください。

BODY端子(グランド)の接続位置について。

ハーネスのBODY端子は、E-Carb本体のグランドとエンジンボディグラウンドを一致させるためのもので、このグランドが異なっていると、動作不良となる可能性があります。

よって、BODY端子はエンジンブロックに確実に接続してください。

稀に、ゴムブッシュなどでエンジンブロックから絶縁された金属パーツもあるので、BODY端子を接続前するに、エンジンブロックとの導通を確認してください。

動画QRコードを別アプリで印刷する場合。

エンジン動画配信サービスにおいて、画像ファイルとして保存されたQRコードを印刷する場合、Windows標準の「ペイント」アプリの使用が便利です。

この場合、レシートプリンタの「ページ設定」を

  • サイズ:48mm*YYYmm(YYYは任意)
  • 印刷の向き:縦
  • 余白:上下左右すべて0mm
  • 拡大縮小:ページに合わせる

のように設定することで、E-Carb Viewerからの印刷と同様に出力することが可能です。

故障かな?と思ったら:USBカメラのフリーズについて。

USBカメラを使用して動画撮影する際、PCソフトは動作している(モニタリングできている)にも関わらず、カメラの動画がフリーズする場合、USBバスの電力不足が原因と考えられます。

これはE-CarbやPCソフトの問題ではありませんので、PCの電源設定(USBセレクティブサスペンドの無効化、OSによるデバイス電源OFFの無効化など)を実施し、それでも解消しない場合は、セルフパワータイプのUSB拡張ハブを使用して、外部から電力を補充してください。

なお、動画がフリーズしても、E-Carbはエンジンを通常通り制御していますのでご安心ください。

インジェクターの温度依存性について。

特にPFI(ポート噴射)インジェクターにおいて、一部のものでは温度により燃料噴射量が変化する場合があります。

現象としては、インジェクター本体が温まることにより、噴射量が少なくなる場合がほとんどで、これは加熱によりソレノイドの吸引力が低下し、無効噴射時間が増加するためと考えらえています。

よって、始動後に燃料噴射量をストイキ付近に調整(インジェクター通電時間が1300~1500us程度)した後の暖機中、暫くしてエンジンが自然にストールする場合は、インジェクターが噴射できない状態になっている可能性があります。

この場合、通常より通電時間を長くしておく(多めに噴射しておく)ことで、予期せぬエンジン停止をを回避できる可能性がありますのでお試しください。

ただし、あまり噴射量が多いと、ススなどによりプラグで火花が発生できなくなる可能性もありますのでご注意ください。

また、噴射量を増やそうと燃料圧力を上げると、逆に燃料圧力によりインジェクター内部の弁が押さえつけられてしまい、開弁できない(噴射できない)状態になることがあるため、基本的に燃料圧力は変更不要です。